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太陽光発電設置から10年、余った電気を売れる「FIT(固定価格買取制度)」を利用していた方にとって、大きな転換期を迎えています。
見ている方の中にも「うちも、そろそろかも…」「方向性が定まっていない…」ってなっている方も多いのではないでしょうか。
FITの終了に伴い、電気を従来通りの電力会社に「売ること」よりもおトクな方法が実はあるんです。
結論から言いますと、「自分で使う!」方がかえっておトクになんです。
このサイトを最後まで見ることで、太陽光発電設置から10年経過した方、これから迎える方にとって最適な選択ができるようになります。
ぜひ、最後までご覧ください。
FIT(固定価格買取制度)のおさらい
FITとは2009年から太陽光をはじめとする“再生可能エネルギー”を普及のために制定された「固定価格買取制度」です。
このFITにより、発電した電気を電力会社が買い取りすることで住宅用では10年間・住宅用以外で20年間は安定した買取価格が保証されていました。
このFITが終了することを「卒FIT」と呼ばれています。
卒FITになるとどうなる?
卒FIT後でも、継続して電力会社への売買は可能です。
ただ、FIT適用時の買取価格と比較して買取単価はかなり安くなっているのが現状です。
FITが開始した2009年では1kWhあたり48円という高値で電気を電力会社へ売ることができていましたが2024年では1kWhあたり16円となります。
2024年8月時点、基本的な電気料金単価は一般的な家庭向けの場合1kWhで約30円と設定されています。
FIT開始年 | FIT買取価格 | 卒FIT買取価格 |
---|---|---|
2009年 | 48円/kWh | 7~9円/kWh (電力会社平均) |
2010年 | 48円/kWh | |
︴ | ︴ | |
2020年 | 21円/kWh | |
2021年 | 19円/kWh | |
2022年 | 17円/kWh | |
2023年 | 16円/kWh | |
2024年 | 16円/kWh | |
2025年 | 15円/kWh |
1kWhで30円の電気料金と言われてもピンとくる方は少ないです。
一般家庭の月間電気使用量は、世帯人数や住宅のタイプによって異なりますが、以下は世帯人数別の平均電気使用量の一例となります。
住宅のタイプ | 世帯人数 | 1ヶ月の電気使用量 |
---|---|---|
戸建て住宅 | 1人世帯 | 219(kWh) |
2人世帯 | 331(kWh) | |
3人世帯 | 386(kWh) | |
4人世帯 | 436(kWh) | |
集合住宅 | 1人世帯 | 186(kWh) |
2人世帯 | 272(kWh) | |
3人世帯 | 313(kWh) | |
4人世帯 | 316(kWh) |
出典:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査|東京都環境局
このデータから一般的な家庭の電気使用量を見ると、1人世帯で約186〜219kWh、4人世帯で約316〜436kWh程度となります。
電気料金は、使用した電力量(kWh)に電力単価(円/kWh)を掛けて計算されます。
3人世帯が550kWhを使用した場合の電気代の例
電気料金=使用量 × 電力単価 = 386 kWh × 30円/kWh = 11,580円となります。
これまで、FITでは1kWhあたり48円で賄われていましたので、基本料金はかかりますが電気料がほぼかからない生活もできていました。
具体的な数値としては2009年の11年経過した卒FIT以降では売電価格は48円/kWhから8円/kWhと83%減少することが見込まれます。
FIT以降では1kWhあたり7〜9円/kWhになることで生活は大きな痛手となります。
どうすればいいの? 卒FIT後の私たちに求められる3つの選択
①従来の電力会社へ継続売電する
継続売電とは
継続売電とは、FIT期間中に契約していた電力会社へ売電を引き続き継続する方法です。
継続売電する際の注意点
売電を継続する際の注意点は、同じ電力会社でも、よりお得なプランを選択する機会を逃してしまう可能性があります。
特に2016年に始まった電力自由化前の契約プランでは売電価格が変動するかもしれません。
まずは契約先の電力会社のWeb情報や資料などの最新情報に目を通すことでご自身の生活に合うプランがないか確認することをおすすめします。
②従来より高く買取を行う電力会社へ売電
電力会社を切り替え
卒FITを迎えた後は電気の買取業者を自由に選べるため、売電先をエリア電力会社から切り替えることができます。
電力会社を切り替える場合の注意点
高く買取してくれる電力会社を切り替える場合の注意点は、契約プランにより様々な条件が必要であるケースがあります。
具体的には太陽光パネルや蓄電池の購入が必須であったり、加入が求められることもあります。
また、買取価格だけでなく電力会社の解約違約金の有無や支払いサイクル等が発生する場合も忘れずにご確認が必要です。
【FIT買取を行っている新電力会社と買取単価】
出光昭和シェル | 7.5~11.5円/kWh |
生活クラブ生協 | 8.0~9.0円/kWh |
ミツウロコでんき | 8.0~9.0円/kWh |
豊田通商 | 8.0~9.5円/kWh |
ミサワホーム | 10円/kWh |
積水ハウス | 11円/kWh (積水ハウスのオーナーであることが条件) |
丸紅新電力 | 11〜15円/kWh |
JXTGエネルギー (ENEOS) |
8.0~14円/kWh |
eco電力 | 13.5〜15円/kWh |
みんな電力 | 7.15円/kWh (買取量に応じて企業・団体からお礼品やクーポン券を送付) |
③電気の自給自足・自家消費に切り替え
自家消費へ切り替え
自家消費とは太陽光発電で作った電気を売却せず、電気を自給自足として利用することです。
卒FIT後は売電をやめ、自家消費に切り替える選択肢もあります。
自家消費をすると売電収入は得られなくなるものの、電気料の節約による恩恵が大きく見込めます。
自家消費に切り替える上での注意点
自家消費の注意点は、蓄電池などといった太陽光発電を貯めるための設備を設置する必要があります。
電気を蓄えられないと発電した電気をその瞬間に消費しなければなりません。
蓄電池を導入するとなると初期費用がかかります。
自家消費による電気料金の節約額やランニングコストなどトータルでの経済的メリットを考えて設置する必要があります。
FIT以上の恩恵かも? 蓄電池導入時に使える補助金
蓄電池って聞くと、「どうしても高い!」というイメージがあったけど補助金を活用することで設置費用を80%ぐらいになっている人もいるらしいです。
中には初期費用0円※1で設置した方や電気代500円※2を実現した方がいらっしゃたりと蓄電池設置と一言でいっても色々な恩恵が受けられます。
こちらでは実際の蓄電池を導入した方の口コミについてのご紹介いたします。
※1当社提携のローン使用の場合
※2基本料金はかかります
東京都の太陽光発電設置義務化、条件にもよるけど、設置費用は80%ぐらい補助金で賄えるのよね〜😁😁😁。んでもって、その後の電気料金を下げられるって考えると太陽光発電だけでなく蓄電池も導入した方がお得🉐🉐🉐よね〜!!!
— 🥔🥔🥔ポテチsiidssbc!! (@msadkids232) June 15, 2024
足場撤去も終わり太陽光発電システム設置工事だん
カナディアンソーラーのパネル5.46kWと
オムロン蓄電池12.7kWh全負荷ハイブリッド
諸々込めて約300万
ただし補助金(東京都太陽光+東京都蓄電池+国蓄電池+足立区太陽光発)がもらえる!アツい!
あ、EV🔌分岐工事しなおしたら◯◯万円かな…… pic.twitter.com/O9GtbNu0Sc— ちゃっこば😁 (@ChkbKobaan) May 18, 2024
【太陽光発電】
東京都は太陽光と蓄電池の補助金が大きいみたいで、ソーラーパートナーズを通して見積もり取得中。工事費込みで300万くらいするのが、補助金パワーで実質100万切るとな…
これは悪くないのかも。— ずささ。 (@umaumagon555) June 5, 2024
どの方も「お得よね!」だったり「悪くないかも」という声が目立ちますね。
また、この方々の特徴として、蓄電池設置に補助金を賢く活用しようとしていることが読み取れます。
蓄電池設置に関する補助金については現在、過去最大級の補助金が受け取れると行政も再生エネルギー問題についてに向き合う姿勢が確認できます。
一言で蓄電池と言っても蓄電容量等によって受け取れる補助金の条件も大きく異なります。
補助金の受け取り条件と残り予算の内訳
もちろん全員が300万円相当の補助金を受け取れるかは条件により異なります。
具体的な条件としましては太陽光パネルがすでにあることと6.34 kWh以上以上の蓄電池を保有する必要があります。
2024年8月時点での補助金予算消費状況としまして、約41%がすでに消化が確認できています。
この機会を見逃さずに蓄電池を導入して快適な生活を手に入れたい方は補助金の予算が残っているうちに早めの申し込みがおすすめです。
少しでも迷っている人は 無料相談がおすすめ
ご自身の家庭ごとに蓄電池の容量やあらゆる条件を見ながら緻密な計算することを考えるだけでも、気が滅入るって人が大半です。
だからこそ、申請サポートや補助金についての無料相談ができる、ECODAなんです!
無料相談では、プロとして最適な蓄電池のご提案はもちろん。
相見積もり中であっても契約前であればお気軽にご相談してくださいということなので工事するしないは関係なく、お気軽に試してみてください。
また、直接お伺いして蓄電池の状態を調査して最適なプランを考え、提案いたします。
蓄電池や太陽光発電のことだけでなく、オール電化や電力会社のことなど、専門的なことについても気軽にお尋ねできます。
こちらも無料ですので安心してご相談ください。
ECODAで蓄電池を導入した方の 声を集めてみました
皆さん、「分かりやすくて、スピーディーに対応していただけた」という声や「補助金を活用して蓄電池を設置して良かった」という声が目立ちます。
ご自身の家庭がどれくらいかお得になるか気になる方はぜひ、この機会を逃してしまわないよう早めに行動することをおすすめします。
まとめ:太陽光発電から10年後は 補助金を活用した蓄電池導入がオトク!
ECODAでは、電気のプロが責任を持って予算や要望に合った蓄電池をおすすめしてくれます。
初期費用0円※1で設置したり電気代500円※2になったりと、とにかくメリットを感じられることが多いです。
*1当社提携のローン使用の場合
*2基本料金はかかります
また、補助金制度の申請サポートも対応しているので、初期費用の負担軽減に関する手間を省きながら準備を進められます。
まずはご自身のご家庭にあった最適なFIT後のライフスタイルを見つけるため、まずは無料相談してみることをお勧めします。